ティーバッグとは
ポットで紅茶を淹れるより、計量の必要がなく、茶殻を捨てる手間を
省いた機能的商品。そもそもの始まりは1896年のイギリスでティ
ースプーン1杯分の紅茶をガーゼで包み丸型に仕上げたものが開発さ
れ、その形状からティーエッグやティーボールと呼ばれました。
また、1908年にアメリカの紅茶商であるトーマス・サリバン氏が
得意先に見本を送る際、従来のアルミ缶の代わりに、コストと手間を
省いた絹の小袋に入れたことが評判となりました。これが実用化の始
まりであるとされます。この後にガーゼなどに変わる濾紙が発明され、
形状の工夫などが進み、現在の形に至りました。
ティーバッグ製造機はドイツ製コンスタンタとイタリア製IMAの2種類で1分間で150〜330個の製造が可能に
なりました。