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    ゴールデンルールとは...?


     イギリスのビクトリア時代の料理研究家、M.I.ビートン夫人の記した家
     政書がゴールデンルールの基礎となりました。紅茶を正しく淹れる方法
     として記してある内容は(1)ポットのようなものを使い、使う前にポット
     を必ず温める (2)茶葉の量を正しく計る(ポットのために+1杯を加える)
     (3)完全に沸騰した熱湯を使う (4)茶葉を充分に蒸らすこと

     ゴールデンルールは紅茶をおいしく淹れる方法として長い間親しまれて
     います。おいしく淹れられるという裏づけとしては、ポットをあらかじ
     め温め、完全に沸騰した熱湯を使用することで高温(80℃以上)でしか
    浸出しない紅茶の旨味成分であるタンニンを効率よく抽出することができるのです。またこのような淹れ方をした場合、
    熱湯の対流に乗り、ポットの中で茶葉がジャンピングします。この対流による現象が起こることにより、水より比重の
    重い紅茶の成分が攪拌され、さらに浸出を促進するのです。下に浸出成分がたまると飽和状態になり、浸出が鈍くなっ
    てしまいます。

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